IELTSとは?
こんにちは、NEW HORIZON O.S.のHIROです!
今回は、英語能力試験の一つ、IELTSを紹介します。
アメリカのETS(Educational Testing Service)が運営している、アメリカの大学入学のための英語能力試験TOEFL(トーフル、Test of English as a Foreign Language )と並び、世界中に受験者がいる、イギリスのブリティッシュ・カウンシル(英国文化振興会)、ケンブリッジ大学、オーストラリアのIDP Educationが共同で運営している、英語能力試験のIELTS(アイエルツ、International English Language Testing System)。
IELTSは、英語圏の大学入学用のアカデミック・モジュール(Academic Module)と、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどで移民向けに使われることの多い、ジェネラル・モジュール(General Module)があります。
IELTSは、各セクション、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの満点は9点で、総合平均の満点も9点です。大体、海外の4年制(イギリス、オーストラリアなどは3年制)大学に入るには、総合平均で6.5点が目安になります。アメリカの場合、2年制大学ですと5.5点で入れるところもあります。
私は、10年程前にアカデミック・モジュールを受けたことがあり、その時は7.5点を取りました。
アメリカの名門校、ハーバード大学、エール大学やMITの学部留学には7点必要とのことですので、英語力だけならそれらの大学の入学条件は満たしていることになります。
実際には英語力だけで入学できるわけではありませんが...
https://www.ieltsasia.org/id/en/study-in-us/required-score
TOEFLは、25年程前に現在のPCで受ける、TOEFL iBT(Internet-based test)ではなく、紙ベースのPBT(Paper-based test)で550点(満点677点)を取りました。
現在のTOEFL iBTの満点は120点(各セクション30点満点、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキング)。
IELTSは、現在、PBTとCBT(Computer-based test)の両方があるようです。
紙ベースのテストを受けたい方は、IELTS一択になってしまいますね。
現在のTOEFL iBTを受けたことはありませんが、IELTSとの大きな違いは、TOEFL iBTは基本的に回答は幾つかの選択肢から回答を選ぶ選択式、IELTSは記述式、スピーキングは、IELTSは面接試験管と対面で会話をするのに対して、TOEFL iBTはPC画面に向かって一人で話すことでしょうか。
私がTOEFL iBTではなく、IELTSを受けたのは、下記の両方の試験を受けたことがある方のブログを読んだからです。
http://orangecat.c.ooco.jp/24correspondence.htm
私は、アメリカ英語だけでなく、オーストラリアでイギリス系の英語に触れていたことがありますので、イギリス英語やオーストラリア英語は苦手ではないですが、アメリカ英語だけに慣れ親しんでいる方は、アメリカの試験のTOEFL iBTの方がやりやすいかもしれませんね。
最近ではIELTSもリスニングの試験では、アメリカ英語やカナダ英語などの所謂、米語も取り入れています。
問題はイギリス式の綴りで出題されますが、答えを書く時、アメリカ式綴りを使っても減点されることはないので、ご安心を。
以前、アメリカ式とイギリス式の違いを書きましたので、よかったらどうぞ!
https://studyoverseassouthafrica.amebaownd.com/posts/39632225
IELTSコースをご希望の方はこちらまでどうぞ!
https://studyoverseassouthafrica.amebaownd.com/
今回もお読みいただきまして、ありがとうございました!
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